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リムーバブルETC


1000円の高速料金とETC車載機の助成金のおかげで、カーショップなどで今、ETCの取り付けが凄いことになっているようですね。
今ではめったに高速に乗ることはなくなった私の父も、先日近くのオートバックスに行ってきたそうなのですが、売り切れで整理券だけもらって帰って来ました。
189番目ということで、車載機が入荷未定なので取り付けはいつになるか分からないと言われたそうです。

そういえば、随分前に雑誌の懸賞で当たった一体型のETCがあったっけ。
ちょっと古いですが、一応未開封新品です。

セットアップは車検証をFAXしてもらえば都内の知り合いの業者にお願い出来るけど、取り付けを自分でするのは自信がないみたい。
私が実家に戻った時に付けてあげようかと思いましたが、今週から使いたいと我侭を言います。
とりあえず私が帰るまでの間だけでも使えるようにということで、シガーライターソケットを付けて、差し込むだけですぐに使えるように改造して送ってあげました。

作って思ったのですが、これってリムーバブルETC車載機に出来ますよね。
今回のケースは、セットアップした車両でそのまま使いますが、もし他の車両で使ったらどうなるんだろう?と思って調べてみました。

セットアップによって、装着するクルマのナンバープレート、車種、重量や長さ等の車両情報が暗号化されてETC車載器のICチップに格納されます。
また、ETCゲートではナンバープレートも読み取っていますから、本来はセットアップした車両と異なる車に取り付けた場合には使えないはずなのですが、実際には何の問題もなく使えてしまいます。

車両の長さもセットアップされているから、登録より長い車両だと通過中にゲートが閉じるなんて情報がネット上に見られますが、これはガセネタです。
もしそれが本当なら、時々捕まってニュースになる前の車両にひっついてゲートをくぐってしまう輩の車のルーフはボコボコに凹んでることになりますよね。

但し、各高速道路会社が定めるETCシステム利用規定には違反するようです。
この規定では、セットアップした車両以外では使ってはいけないことになっていますし、取り付けも「車載器メーカーが示す方法により自動車に取り付けること」とありますからシガーソケット方式への改造も規定違反になります。
もっとも、違反といっても民間会社が作った単なる利用規則ですから、最悪「ETCシステムの利用を拒絶」されるだけで、料金を余分に請求されるわけでもありませんし、まして罰金や反則金を科せられることはありません。
それに実際問題、単に別の車両で使った程度で拒絶されることはないでしょう。

ただ、種類の違う車両に使用すると、場合によっては犯罪になります。
たとえば、軽自動車でセットアップした車載機を普通車や大型貨物などで使えば、これは詐欺ですね。
実際、常習的にこれを繰り返していた人が、高速道路会社からの告発で逮捕されています。

結論としては、現状、そしておそらく当分の間は、同じ種類の車同士なら使いまわしても問題なしということになります。
でも、シガーソケットは接触不良が起きやすく、特に穴の奥行きのない輸入車にはお勧め出来ないのと、ある日突然、利用規則違反を盾に通行拒絶される可能性もゼロではありませんので、基本的には規定通りに取り付けるべきでしょうね。

by OZW


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