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スプリング その2


前回のBLUEとREDの謎はSJでEPCと同時にインストールされているWIS(整備マニュアル)を仕事で使うようになってようやく理解する事が出来ました。

以下は文献そのままの内容。

201、124、129、140、202モデル(95年 12月以前)

スプリングの製造時にスプリングの長さに誤差が発生します。
スプリングの長さの差を識別するために、下から2番目のコイルにカラーストライプで目印が付けられています。
    赤=短いスプリング
    青=長いスプリング

各モデル用のスプリングおよびラバーマウントについてはパーツカタログを参照します。

とありました。

ふ〜ん。そうなんだぁ。そこまで管理してるベンツが凄いのか、誤差が出る生産技術を疑問に思うかは、個人の判断だと思います。

で、証拠の画像が上。
長さの違いが正確に分かるようにカット部分の位置も揃えて写真を撮った記憶があります。
はっきり言って長さは同じでした・・・・??
なんじゃそれ(>_< )

私は、トヨタのバネ鋼を作っている会社でロアアームなどの鍛造設計に携わっていたことがあるのですが、その経験から言わせてもらうと、製造工程でスプリングの長さが変わるのは有り得ないと思いますし、バネ鋼の質に誤差が出てレートが変わってしまうというのも非常に考えにくいんですよね。
考えられるとすると、それぞれ別の工場で生産されている場合くらいでしょうか。

いずれにしても、結局現在でも理屈としては理解できつつも真相までには至らずでした。

by k


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