MB-Netは純正・OEMベンツパーツのパイオニア「スピードジャパン」運営によるメルセデスベンツファンのための非公式ウェブサイトです

大腸菌O157


日本では下記のように実にさらっと流れただけですが、すでにロンドン(イギリスじゃなくてカナダ・オンタリオ州の LONDON ) にも飛火し、米国内ではちょっとした騒ぎになっているニュースがあります。


 [シカゴ 28日 ロイター] 米コロラド州の食肉会社が、大腸菌O157:H7に汚染された疑いのある牛肉の回収対象を拡大すると発表した。米農務省は28日、これまでに18人が牛肉を食べたことが原因で病気になった可能性があると明らかにした。
 コロラド州グリーリイの食肉会社JBSスウィフト・ビーフは、24日に約38万ポンドと発表していた自主回収の量を拡大し、同社が出荷した計約42万1000ポンドの牛肉商品を回収する。同社と米農務省が発表した。
 回収対象となるのは、4月21日に生産された商品で、国内外に出荷されている。 
 同社のスポークスマンは、商品を購入した顧客に連絡を取ってその販売経路を確認する予定で、これ以上回収対象が増えることはないだろうと述べた。


とありますが、実は一部が別の会社によって挽肉にされて、いくつもの加工食品会社に売られてしまっています。
どこの国にどういう商品になって輸出されてしまったのかもよく分からない状況だそうです。
実際今日になってロンドンで3人の子どもが、米国から輸入された挽肉を使って作られた冷凍食品のコロッケを食べて感染発症しています。
汚染米の時と同じような感じですが、加工食品として日本にも入ってきている可能性は否定できません。


とりあえず、ハンバーグなどは、その中心温度を75℃1分の加熱で感染を防ぐことが出来るそうですから、よく焼いてから食べるようにしましょう。
もしあたってしまった場合、下痢止めを服用すると「ベロ毒素」が排出されない為、重篤もしくは死亡することもあるので、下痢が酷かったら医者に行って診てもらったほうがいいかもしれません。

あまり騒いでまた米国からの輸入がストップになるのは困るという思惑があって報道しないのかもしれませんが、念のためにも情報だけは流して欲しいものです。



by OZW


<-Previous Page        Next Page->

↑ PAGE TOP