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アイドラーズその4


この日は湿度も気温も高く本当に暑い日でした。
夕方になっても一向に涼しくなる気配もありません。
夕方から100%と予報されていた雨も降らず、実は切り札として用意していたスペシャルレインタイヤの出番も無さそう(これはちょっと残念)

ドライバーのほとんどが2回のドライビングを終え私の出番に。
およそ30分ほどのドライブで最後の1時間を監督にお願いする予定でした。

今回のSJのピットは一番後ろ、つまり最終コーナーを立ち上がったすぐの所でしたので当然、サインボードを見る余裕はありません。
そこで全員に携帯のイヤホンを用意してもらいそれでピットのタイミングを知らせていました。
私がドライブをして数週、この日の為に準備をした夜用のドライビング眼鏡も好調で昨年のような恐怖感も無くバトルを楽しめました。
思っていたより早いタイミングで携帯が鳴りました。当然、画面で誰からなんて見る余裕はありません。そのまま電話を繋ぐも相手の声が聞こえません。
私は当然、ピットからだと思い「今、S字コーナーなのでこの周でピットに入ります」と回答をしてピットへ・・・
しかし誰もいないし何も準備されていません。
あれれ?よ〜く携帯を見ると何とエンジンを仕上げてくれた「えちごや」さんからの電話です。
心配して掛けてくれたのですがタイミング良過ぎですよ(^^ゞ



時間も残り丁度1時間なのでそのままチャ武さんに託します。
さすがプロですね。夜の渋滞なのに27秒台のベストラップを連発しています。



2.5-16は昨年のような心配事は何一つ無く無事に12時間を走り抜けてくれました。
エンジンやミッションなんて、100時間耐久だとしても全然へっちゃらな感じです。
あらためてベンツの頑丈さには感心させられました。

ゴール後のピットでの全員との挨拶は何とも言えない感動です。
思わず泣きそうになっていたのは私だけ?

結果は、クラス別38位、総合45位/113台。
最後尾近くから随分と追い上げたものです。


実は、今回のレースではいろいろなパーツもテストしていました。
これらについてはまた後日、ブログにて報告していきますね。


By K



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