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手動運転装置


先日無事コルベットが納車されました。
私は普段車椅子に乗って生活していますので、車を運転するには手動運転装置という機器を取り付けないと運転することができません。
これは今回コルベットに取り付けた手動運転装置の仮組み段階の写真です。

この手の装置は、ホンダのテックマチックシステムや日産のオーテックドライブギアなど、自動車メーカーの福祉車両として専用設計で作られている純正品のような装置は、周りのシフトノブやステアリングの色やデザインとうまく調和していてそれはまぁ良くできているのですが、手動装置を専用に販売している後付けメーカーの物の多くは、なぜかデザインがよろしくありません。
なんかこう、非常にオヤジ臭いんです(笑)

そこで今回はせっかく車を乗り換えることだし、販売店に相談して見栄えの良いものを頼んじゃいました。
ニッシン自動車工業から販売している、APドライブのオーエックスバージョンという手動運転装置です。
グリップ部はアルミの削り出しで出来ており、スポーツカーに良く似合うデザインだと思いませんか?







右手はステアリング操作、左手で装置のグリップを手前に引くとアクセル、押すとブレーキがかかる仕組みです。
操作オプションとしてグリップにはウインカーやホーンスイッチ、渋滞や信号待ちなどに使用するブレーキロックなどが備わっています。
またメーカーにより異なりますが、ハザード機能やクルーズコントロール、ライト切り替えスイッチ(Hi/Low)、ブレーキロック解除警告ブザーなどのオプションも追加できます。

ちなみにコルベットC5には取り付けのデータがないそうなので、現物合わせになるため、取り付けには2週間ほどかかりました。
カマロの時もそうでしたが装置を付ける場合、グリップまでの高さや、奥行きなどの調整を車両を持ち込んで相談しつつ決めるのですが、今回は装置を取り付けてもらったお店まで行くことができませんでしたので(奈良県)、完全に電話とメールでの打ち合わせになりましたが、結果的に満足のいく出来栄えに一安心しました。

ウインカー配線等を割り込ませる関係上、ベンツ等の欧州車に取り付けの際は、車両のコンピュータがエラーを拾うこともあるそうですが、今回コルベットにはエラーも出ず、無事に取り付けしてもらいました。

自分がイメージしていた取り付け位置とピッタリです。
さすがですね!


By 石川



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