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G 350 BlueTEC


生産開始から今年で31年目になるゲレンデ・ヴァーゲン
現在このクラス(W461)を生産しているオーストリアのマグナ・シュタイヤー社と去年ダイムラー社はゲレンデの生産を2015年まで延長する契約を結んでいます。

オーストラリア軍に1,200台のGクラスを納入する契約を締結していたのにあわせて、生産契約延長になったようです。
オーストラリア軍が大量導入しなければ、Gクラスはいよいよ生産終了の可能性があったかもしれませんが、結局売れている間は造り続けることになるでしょう。


そんな中、新たにBlueTECディーゼルを積んだG 350 BlueTEC が追加されました。
ピエゾインジェクターを用いた第3世代のコモンレールシステムをはじめ、可変ノズル式ターボ、EGR、そして精密な燃焼制御などによって燃焼効率を高めたうえで、酸化触媒やDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)で排ガスの浄化を行うのは従来同様ですが、そのあと、濃度32.5%の尿素水「AdBlue」を用いる「尿素SCR(選択触媒還元)システム」により、「Tier2 Bin5」のNOx基準値を下回るレベルまで排ガスはクリーン化されます。

燃料タンクに並んで尿素水溶液のタンクが設けられ、満タンで12,000km走行分の浄化が可能だそうです。
1年に一回くらい継ぎ足す感じでしょうか。

V6 ターボディーゼルは、210 PS / 540Nm、7速-AT で NOx をこれまでの約 50% 低減するそうです。

それにしても今回のBluTEC追加でゲレンデも更に寿命が延びる気配ですね。


By OZW



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