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260E A/Tオーバーホール奮闘記-6

ようやくA/Tを降ろすことが出来ました。「やった〜!」
ジャッキからA/Tを地面に降ろす際(前回画像参照)は、ダンボールを引いて、スタッフに手伝ってもらいながらとなりましたが・・・。




A/Tを持ち上げて(何とか一人で上げれる重さです・・・かなり重いですが)台車に載せて、一旦事務所へもってきました。
ちょっと休憩して、各部をよ〜く見てみます。
かなり汚れています・・・。
あちこちから、オイルが滲んでいるのが確認できます。

真上からみた画像で、ATFのオーバーフロー用の煙突(ブリーザー)がありますが、明らかにそこからATFが噴出したような痕跡もみられます。
トルクコンバーターの抜け止めのピンを抜いて、コンバーターも外してみます。
シャフト部や、オイルポンプ部からの、漏れや滲みは無いようです。

トルクコンバーターは、並行車とディラー車(ジャパン用)で品番が異なるようです。

並行車
201-250-0402 → 202-250-0005 → 202-250-0802
ジャパン
123-250-0402 → 722-250-1702

現在は品番変更(統合)されて、一番右の品番の供給となるようです。
定価はそれぞれ、
202-250-0802 ¥221,700(税抜き)、722-250-1702 ¥176,000(税抜き)。
めちゃんこ高いです。

並行車とディラー車(ジャパン用)で、何が異なるのかは不明です。ちょっと気になりますが・・・
私のは、並行車なので、201-250-0402 とEPC の記載通りでした。
当たり前と言えばそれまでですが、実際EPCの記載とは異なる部品が装着されていたなんてことを稀に耳にします。
製造時のミスか、EPCの記載ミスか、どちらかは、わかりませんが、そういった事例もあります。

さあ〜、ATを持ち込んで、いよいよオーバーホールを始めるぞ〜!


By もっくん



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