パドルシフトその２

前回の予告から随分と時間がかかってしまいましたが、ようやく取り付けました。
　
現行６３ＡＭＧのパドルシフトの配線を調べてみると左右独立しているのですが、前の世代のシフトボタンタイプのは直列に繋がっていて、左にはスイッチと１ＫΩの抵抗か、右はスイッチとダイオードが一つ付いています。
つまり、シフトタイプのは左右ともプッシュＯＮなのに対して、ボタンタイプは一方はプッシュＯＦＦ、もう一方はプッシュＯＮで１ＫΩの抵抗につながり、電圧変化でアップかダウンかを判断していました。

当然そのまま付けたんでは作動しません。
方法は二つ。
パドルタイプの基盤を加工して、右に１ＫΩのチップ抵抗を入れ、左に適当なプッシュＯＦＦのマイクロスイッチを組み込むか、
パドルタイプの基盤を取り除いてしまってボタンタイプの基盤を丸ごと移植する方法が考えられます。

今回は後者のほうでやってみました。

まずは、バッテリーのマイナス端子を外し、エアバック、ハンドルを外します。
ちなみに、ステアリングのスピンドルへの締め付けトルクは、８０Ｎｍなのでかなり固いです。