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ハイドロプレーニング

 
自動車などが水の溜まった路面などを走行中に、タイヤと路面の間に水が入り込み、車が水の上を滑るようになりハンドルやブレーキが利かなくなる現象です。

私は2度体験していますが、どちらもタイヤはほとんど新品、速度も40Km/h以下でした。
最初は免許取りたての頃、510ブルーバードで湾岸線から浦安付近で左折し県道に入ったところで完全に浮きました。
次は3年ほど前、190で大雨のヒーローしのいを撮影のためにゆっくり走っていたときにヘアピンの入り口で起きました。
この時は助手席にカメラマンを乗せていたので、ありえないほどゆっくり進入(多分時速20Kmくらい)したのにタイヤの接地感が完全に消えてスピンしました。
いずれの場合も路面が川のようになっている状態で大きくハンドルを切ったときでした。

ハイドロプレーニングは、
たまっている水の深さが深いほど、
クルマの速度が上がるほど、
タイヤの溝が減るほど、
タイヤの空気圧が低過ぎたり高すぎたりするほど
起きやすいと言われています。



M3ですが、無茶な速度で割り込みしようとして、完全に浮いてしまっています。

よく見ると助手席のドアが開いてしまっています。
ドライバーしか乗っていなかったらしく、軽症で済んだそうですが、一歩間違ったら死んでいてもおかしくない状況です。
台風シーズン、道路に水がたまっている状態でハンドルを切るのは慎重にしないといけませんね。



By OZW



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