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PAGID ノンダストブレーキパッドテスト報告1

 
X308 ジャガーXJ8 4.0で PAGID ノンダストブレーキパッドをテストしてみました。




現在付いているのはジャガー純正、製造メーカーは分かりませんが、ブレーキの効きやタッチは、ベンツでよく使われているJURID製と同じ感覚です。
前にも書きましたが、このジャガー、ブレーキだけはドイツ車的でなかなかなものです。

まだ半分も減っていませんでしたが、ダストの汚れが少ないという謳い文句のPAGIDのストリート用パッドに交換してみました。




ローターは変な片減りもなく、厚さもまだ十分残っているということで、研磨もせずそのまま使用します。




レース用としては定評のあるPAGIDだけに、見た感じのクオリティーは悪くなさそうです。




面取りで縁を削っているエスファクトリの柴田氏が
「これ、結構柔らかいよ。JURIDと同じくらいかな。これ本当にノンダストなの?」

品番を再確認しましたが、間違いありません。


この手のパッド、ブログには載せていませんが、
というか酷くて載せられないものが多いといったほうがいいのですが、
これまで結構いろいろテストしてきました。

その中で、サーキット走行ではなくストリート用として、結果的に当社がお客様に安心してお売りできると判断した商品はひとつもありませんでした。

ということで、今回も正直期待していません(笑)




ところが、今回のは今までのノンダストパッドと比べるとダントツで素晴らしいんです。

超低速域 1Km/h とか 2km/h からのすうっと止まるときのフィーリングに関しては、純正パッドのローターにひっつくような感覚には及びませんが、40Km/h、100Km/h、それ以上のちょっと言えないスピード域からのブレーキングの効きやタッチは純正とほとんど変わりません。

テスト途中までは好成績を修めた曙パッドと違って材質自体が硬くないので、ローターの片減りも見られません。

純正を100点とするなら、90点以上はあげられると思います。
純正品で交換しておきました、と言われてもそれで納得してしまうひとが多いかも、というレベルです。

ノンダストとしては、文句なしの合格!
と言いたいところですが、やはり世の中、そんなに甘くはありませんでした。

明日に続く


By OZW



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