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エアコンガスのリーク

 
現在レストア中のE60、あちこちから一斉にエアコンの漏れが始まっていたので、まとめて全部の作業を余儀なくされました。
でも、これはある意味ラッキーというか、四半世紀も前の車ではどのみち全部交換になることは必至なわけですから、一気に作業してしまったほうが間違いなく効率的で、しかもその後の安心感も違います。

とはいえ、多くの場合は予算的な問題もあって、漏れたところだけを修理していくケースのほうが多いのではと思います。



F-ROAD連載中の964ですが、エンジン関係はどうせ降ろすのだからということで、一気にリフレッシュさせました。
おかげて調子はすこぶる良くて、出先で止まってしまうのではという不安は全く感じなくなりました。
はじめの頃とは全く別の車に仕上がっています。
エンジンルームを覗くと、見た目も超綺麗で気分も最高です。

が、嫌〜なものを発見してしまいました。




去年、エアコンホースからのリークがあってこれを交換。
その後今度はエバポからの漏れが始まって、これも交換。
このときリーク箇所を特定するために入れた緑色のガスの着色剤ですが、1年経って今度はコンプレッサーを緑色に染めてくれています。

こっちの穴を塞ぐと、こんどはこっちに穴が開き、それの対処をすると更に別のところから・・・
まるで漫画の世界です(笑)

964のコンプレッサーはデンソー製のものが比較的安く入りますし、交換もそれほど大がかりにはならないのですが、「またかよ!」という気持ちにはさせてくれるトラブルです。

これ、交換したら、次はコンデンサから漏れて来るのは目に見えています。
取材を兼ねたテスト車両のメンテですから、ネタが尽きなくていいのですが、やはり、これくらいの年式のものは「一気に全部」が正解だと思います。


By OZW



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