仕事で一宮に行ったついでに、ふらっとガレージえちごやさんに寄ってみました。
私の W124 E60 はちょうどフロントガラスの交換作業中で乗れませんでしたが、

代わりに、えちごや１号機をちょっと試乗させてもらいました。
えちごや皆口氏が自分で組んだ６Ｌが載っているのですが、出ている馬力自体は私のに載っているBRABUS ６Ｌよりむしろ少し低めに抑えてあるそうです。
E60との違いは、400Eベースなので、50Kg軽く、常に1速発進でファイナルが2.65、タイヤ幅サイズは最大 255が限界で E60 (リア275)より一回り細いことと、

第二世代、最新の排圧可変マフラーが装着されていることです。

前回のプロトタイプとは、サイレンサーの形状とその中のパイプの取り回しに変更があるようですが、今回のものはピークパワーよりも全域で太いトルクが出る設計で、今回のこれを製品化するということでした。

「タイヤはコンチのスポコン３で８分山以上はあるんだけど、踏んじゃうと食わないからね。」
「でも、LSD入ってるから、慌ててアクセル戻すようなことをしなければ、ハンドル切った方向に進んでくから心配ないよ」

と言われ、とりあえずハーフスロットルで発進。
それでもとてつもないトルク感です。
２速に入ってから床まで踏んでみたら、いきなりホイールスピン。
カーブじゃないですよ、直線です。
３速でもまだ完全にグリップしません。
まるでウエット路面のヒーローしのいサーキット走ってるみたいです。

これじゃあ、踏めないじゃん！

てことで、今度は CPUの切り替えスイッチをオフにしてノーマルモードにして走ってみましたが、それでも、１速、２速は不用意に踏み込んでしまうとホイールスピンしてしまいます。

以前乗っていた CL55 AMG が、0-100Km/h 4.6秒でしたが、それより全然速く、ホイールスピンしないように上手くスタート出来れば、4秒フラットくらい行けそうな感じです。

ただ、こんな走りを頻繁にやっていたらＡＴ持たないでしょうし、このスペックのクルマを一般売りしちゃったら危ないような気がします。
ノーマル５Ｌにこのマフラーの組合せで十分かもしれません。

By OZW