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次期車輛復活計画24

 
車検も取れて、これでようやく走行テストが出来るようになりました。

走らせてみたら、いろいろ出てくるであろうことは予想していました。

先ずは長期放置車両では定番のガソリンタンクユニットの錆び付き
これは簡単に交換。

さて、これで走れるぞ、ということでアクセル全開で試運転してみると、早くもトラブルが二つ発生してしまいました。

ひとつは、交換したばかりのフューエルポンプから例の「ジーッ」という異音が出始め、その音はどんどん大きくなっていきます。


タンク内は予想以上に錆びついているらしく、細かな錆がフューエルポンプ内に侵入して回転部分に傷を付けてしまったものと思われます。
空吹かしのレーシングでは分らなかったのですが、実際負荷をかけての走行ではじめて出てくる不具合というものが結構あるわけです。

交換後すぐに異音発生ですから、知らないお客さんだと絶対クレーム申請してくるんだろうなと妙に納得したりして。




ガソリンタンク外してみました。
見た目はとても奇麗で、中がそんなに酷いことになっているとは思えませんでしたが、中からは茶色のガソリンとともに細かいサビやガソリンと水が混ざって乳化したようなドロっとしたものまで出てきて、フラッシングして使うのも憚られる状態でした。

これは新品に交換したほうが間違いないだろうということで、部品を手配しようとすると、国内欠品は想定の範囲内でしたが、何とドイツ本国まで欠品、入荷時期未定という返事です。

仕方ないので、今回は部品取り車から外した、これよりは程度の良さそうなタンクを使うことにしました。

ガソリンタンク、次回入荷したら生産終了になる前に自分の分も含めいくつかストックしておこうと思います。

さて、もう一つのトラブルは、ガソリンタンクの錆なんて全然可愛いものじゃん、と思えるようなものでした・・・


By OZW



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