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海ほたるでサウンド調整

 
日曜日、アクアラインの海ほたるでジャーナリストの山口さんと待ち合わせて、ちょっとした打合せ。
打合せ自体は、スピーカーのお話ではありません。




お仕事終わったところで、当社のお客様でもある190Eオーナーの方と合流。
プチオフ会みたいなことが始まりました。

この190、走行2万Kmちょっとなのに、最近一通り全部手を入れたそうで、ほとんど新車のようなクルマでした。




オーディオもオリジナルそのまま




と思いきや、灰皿を開けると今風のコントローラーが現れました。




トランクには、プリアンプとパワーアンプ、それにスペアタイヤのところに私の500SEと同じウーファーTS−WX610Aがインストールされています。
もちろんフロントスピーカーは山口スピーカーです。

この190のシステムのミソとなるのが、プリアンプのbit Ten b。
純正ヘッドユニットの、例えばCDチェンジャーから出力される信号も、iPodのようなガジェットから出力させるデジタル信号(ハイレゾも対応)も、この bit Ten b でイコライジングやタイムアラインメント処理して出力させらるんです。

システムの切り替えや音量調整などは、上の写真にある灰皿内のコントローラーで操作します。



早速、視聴させて頂きました。
はい、まさしく山口スピーカーです。
低音から高音までクリアで繊細なサウンド、190の狭い空間でこの迫力ある臨場感、はじめて聴くひとは間違いなく全員たまげると思います。

同じ曲でハイレゾ音源とCD音源での聞き比べも出来ました。
が、ここで不思議な現象が。
一つずつの音の細やかさはハイレゾのほうが全然上だったのですが、好き嫌いでいうと個人的にはむしろCD音源のほうが落ち着く感じだったんです。
後から分かったのですが、どちらもiPhoneのアプリで結構大胆にエコライザーがかかっていて、それがハイレゾ音源だと少し鼻に付いたのかもしれません。




それで、山口さんが、少し調整することに。
このbit Ten b、細かな調整はPCにつないで行います。
低音部分のクロスオーバーネットワークでスロープを少しきつめに調整し、イコライザーは部分的にほんの少し持ち上げる程度で、全体的にはかなりフラットな調整にした上で、iPhoneアプリのイコライザーをOFFにして聴くと、先ほどのハイレゾ音源がより鮮明に、しかも心地よいサウンドに見事に変身しました。

山口スピーカーはそれ自体音源の再現能力が非常に高いので、イコライザーは控えめにしたほうがいい結果を生むことが多いような気がします。



By OZW






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