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多機能ルームミラーを使ってみた

 
先日取り付けた純正ジャストフィットの多機能ルームミラーを1週間ほど使ってみたので、そのレポートです。




外から見ると分かるのですが、ドライブレコーダー用のカメラが付いています。





このカメラ、XPERIAと同じ素子を使っているだけあって、画像はとても綺麗です。
ミラー側も 5インチ高輝度モニターで、夜でもこのカメラの画像だけ見て走ることも出来るくらいです。
下の画像は、夕方に見えるかもしれませんが、実はどっぷり日は暮れています。

32GbのマイクロSDカードを差し込んであれば、ナビなとの他の機能の使用中でも常にバックグラウンドで自動的に録画してくれます。
逆に手動でオフにしない限り録画されてしまいますので、録画されたらマズイところに出かける時には、オフにするのを忘れないようにしてください(笑)

SDカードの容量がいっぱいになれば、古いものから消して新規に録画されるとか、急ブレーキや衝撃を感知すると保存用の別のフォルダーに記録されて消されないよう保護されるとか、ドライブ中の映像を静止画で撮れるなどといった今どきのドライブレコーダーが持っている機能は一通り備わっています。




このミラー、中身はGPS機能付のAndroidタブレット端末です。
なので、膨大な数のAndroidアプリから好きなものをインストール出来るので、使い方はほとんど無限大です。
この画像は、Yahooカーナビをダウンロードしてきてナビとして使っているところです。
地図は常に最新ですし、音声案内は分かりやすく音声認識も素晴らしい出来で、渋滞情報も取得できて、これで無料アプリなんですから、各メーカーがポータブルナビ事業から撤退していくのも分かります。

私の場合、240円の有料アプリですが、オービスガイドというアプリも入れています。
これはバックグラウンドで動かせるので、ナビ案内しながら使っているのですが、最新式の移動オービスにも対応していますし、レーダー探知機より実用的です。




実は、このミラーで一番感心したのは、これです。
同じミラー上で視点を鏡の奥に移すと、モニター越しにちゃんと後ろの景色が映っているんですね。
モニターに何か映すとバックミラーが半分しか使えなくなってしまうものがほとんどですが、これはモニターに何かを映し出していてもバックミラーとしての機能が失われません。
自分の目の焦点の合わせ方で、モニターもはっきり見えますし、ルームミラーとして後ろの様子もしっかり見ることも出来るわけです。
しかも、自動防眩機能付きなので夜の高速も疲れません。




適当なバックカメラを取り付ければ、リバースに入れると自動的にモニターに映像を出すことも出来ます。
Amazonで 1,200円のバックカメラを買って繋いでみました。
これでも使えなくはありませんが、バックカメラに関しては、もっと高くても、もう少し広角で解像度の高いカメラにすべきでした。




自分のスマホや携帯とBluetooth接続して、ハンズフリーで電話も出来ます。
ノイズキャンセラー機能もなかなかなもので、車の中から電話しているのが相手には分からないくらいです。
その他、音楽再生やFMトランスミッターも内蔵されているので、車のオーディオから音楽やナビの音声を出すことも出来ます。

ドライブレコーダーの中には地デジやETCの動作に影響を与えるものもあるようですが、これは大丈夫です。

と、ここまでは、こりゃあ凄いぞ てことばかりですが、問題点もあります。

その1.
Android端末ですが、SIMは入っていないので、アプリのインストールやナビの案内などは、お手持ちのスマホや携帯のデザリング機能を使う必要があります。
データ使用量は、例えばGoogleナビを1時間使って、3Mb程度なので、たいしたことはありませんが、デザリング機能のないガラケーをお使いの方は、ポケットWi-Fi(月額千円程度からあるようです)などと契約する必要があります。

その2.
Android端末なので、Gmailのアカウントが必要です。
iPhone使いの方には持っていない方もおられるかもしれませんが、PCから無料で簡単に作れますので、事前にひとつ作っておいて下さい。
逆に、既にお持ちの方は、それがそのまま使えますし、以前そこで購入した有料アプリはそのままこちらの端末でも使えますから便利だと思います。

今週日曜日の FIRE & SILK の浜名湖オフに、私の60も含めこのミラーを付けた車両3台が参加する予定なので、興味のある方は覗きに来てみて下さい。


by OZW





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