F450
8気筒のフェラーリは、マイナーチェンジとビッグチェンジを交互に繰り返して進化してきました。 1975年に登場の308。V8DOHCエンジンはミッドに横置き 328。1985年排気量が3.2リットルに拡大。形はよく見ないと308と区別がつきません。 1989年登場の348。エンジンはミッドに縦置きに、ミッションもエンジンの後ろに横置きするなど328とは機構もデザインも大幅に変わりました。 355は、1994年発売。 360。1999年、それまでのセミモノコック構造からスペースフレーム構造になり、デザインも一新されました。 430。2004年9月のパリ・モーターショーで初公開されたのですが、ぱっと見360との違いが当初はよく分かりませんでした。 そして、これが今年9月のFrankfurt Motor Showでデビュー予定の450。 今回は、順番的にビッグチェンジ。 見た目も大幅に変わってますね。 次期V8エンジンは4.5Lで500馬力オーバー、しかも10000回転回るのではと噂されています。 でも、リセールバリューとしては、マイナーチェンジ後のもののほうが圧倒的に有利なんですよね。 308より328の方が、348より355の方が倍くらいの値段が付いています。 あと何年かすると、おそらく360より430のほうが相当高く取引されることになるでしょう。 とすると、今回の450は買いではないということになりますが、 リセールバリューを考えてるようじゃ新車のフェラーリは買えそうもありませんね・・・ by OZW |