純正といえども・・・
暖かくなって来ましたね。というか夏日を記録する日もありますね。 ゴールデンウィークに各地に行楽に出掛けられた方も多いようで・・・。 連休中は私は出勤していたのですが、「出先で止まってしまったが部品はすぐに出荷出来る?」というお問い合わせの内容が一番多かったですね(^^ゞ その次が、部品や整備に関するお問い合わせ。 普段はゆっくりお話できないお客様とじっくりお話をする事が出来ました。 その会話の中でウォーターポンプに関するお話。 そのお客様は今まで全てディーラーの純正部品でメンテナンスをされてきたそうですが、この春にウォーターポンプを注文したら表面が凸凹?な状態だったそうです。 あまりにも酷い状態だったのでクレームで再度手配をするも同じ状態の商品が来たそうです。 鋳型の問題なのでしょうが、ロットの終わり頃はこのような問題も発生するんですよね。 こういう場合はむしろ社外品のほうがマシだったりすることもあります。 純正部品といえば、パッケージ違いはむしろOEMより多かったりします。 最近は少なくなりましたけど、私がこの仕事を始めた頃は結構発生したんですよ。 オイルクーラー無しのウォーターポンプなのに中の商品はオイルクーラー用の穴が開いてたり・・・なんて事はしょっちゅうでした。 製造メーカーが自分のところのパッケージから出してメルセデスや他の自動車メーカーのパッケージに入れ替える際に間違えちゃうんでしょうね。 画像は比較的最近ディーラーから取り寄せたウォーターポンプです。 酷いでしょ、これが検査ラインをすり抜けて一般市場に流通しちゃうんだから困ったもんです。 最近のベンツのクオリティーコントロールは少し緩んでいるような気がします。 何か純正を批判するような文章になってしまいましたけど、そうじゃなくて純正であろうがなかろうが所詮人が作った工業製品なんですから、間違いや不良品は一定割合で必ず出てきてしまうということです。 だから、純正品だから安心ってことは全然なくて、お客様に出荷するときはちゃんとチェックしてからにしましょうねという自分とスタッフに対する再確認のプログでした。 by k |