ブロアーモーター
W124のブロアーモーターは比較的、壊れやすい部品です。 エアコンをオンにするとキュルキュルと鈴虫の鳴くような音が・・・ そうなると大抵はブロアーモーターが原因です。 このブロアーはモーターとファンが一体になっていますのでASSYでの交換となってしまいます。 W124ではV8エンジン以外では基本的に2種類のモーターがあります。 基本的にはエアコンのダストフィルターが付いているかいないかなのですが、ダストフィルターが付いていてもダストフィルター無しのブロアーが装着されている事があります。 EPC-NETで確認をすると 「1993 年 3 月以前の車両および後付けエア・コンディショナの場合、」 とあります。 後付けのエアコンって? 80年前半ならまだしも90年に入ってエアコンなんて標準装備でしょうが。 ところがこれが結構、あるんです。 ディーラー車でもこのパターンにはまる事数回。 オプションコードで確認出来ないし(>_< ヒーターハウジングのメーカーで判別出来るのですが、部品をオーダーする前にハウジングを確認するのはなかなか至難の業ですからね。 お客様になかなか言えないんですよ(^^ゞ W124にしては意外とグレーな部品だったりするんです。 但し、これは後期車両のお話、前期車両は全然、問題ありません。 今年の夏は冷夏と言われていますがそれでもエアコンは酷使されています。 秋になって虫が鳴く頃にブロアーもキュルキュル鳴かないといいですね(^_^.) By K |