伊江島
この間のお盆休みを利用して、久しぶりに実家のある伊江村(以下:伊江島)に帰省しました。 沖縄は本州と違い旧暦でお盆を行うので、本州がお盆の時期でも沖縄の企業はお盆休みはありません。 この時期を利用して沖縄に来る観光客は見受けられましたが、この時期に帰省ラッシュというものはありませんので、道も普段とあまり変わらず空いていてスイスイ走ることができました。 伊江島までは那覇から車で約2時間ほど北上した後、港からフェリーに乗り30分ほどかかります。 村民約5000人の小さな島ですが、島に着くと本島とも違う「まさに沖縄」といった異国情緒溢れるのどかな景色が広がっています。 伊江島は米兵の訓練エリアに指定されており、実家から200mくらい先には立派な滑走路のある米軍基地があります。 基地内では特殊部隊が実弾による夜間訓練をしたり、日中は落下傘の降下訓練を行っています。 そんな普段ではありえない光景でも、島ではごく普通なんです。 景色はとてもきれいで、夜には満天の星空、ゆったりとした時間を過ごすことができます。 ビーチのすぐそばにはキャンプ場もあり、また、海が澄んでいるので島の北側の険しい断崖絶壁の下には湧出(わじー)という絶好のダイビングスポットもあります。 この湧出は昔、島の重要な水源として重宝されていました。今でも水は湧き出ており、海水は美しいコバルトブルーに見えます。 これから冬にかけて、運がよければクジラが見える場所でも有名なんですよ。 島の特産物は、じーまみ(ピーナッツ)や伊江牛、あごり(地酒)、また近海で採れる魚(ミーバイ、イラブチャーなど)も、お刺身でいただくととても美味しいです。 忘れてはならない沖縄ソバも、また格別です。 By 石川 |