ターボキット
免許を取って最初に買った車はボロボロの510ブルーバード。 SUツインキャブというフロート式キャブレターの調整が難しくて調子がいいときのほうが少なかった車でした。 その後、カリーナGT 2TG改 2L、マスタング Mach1、ときて、次が、S130 フェアレディZ でした。 格好はよかったのですが、これが遅いんです。 とりあえず、L28エンジンを 3Lにボアアップしてみたのですが、2TGのときと比べると劇的な変化はありません。 更にハイカムだのソレックスだのとやっていけば速くはなるのでしょうが、そうそう車につぎ込むお金もないわけで、しばらくはそのまま乗っていました。 そんな折、カーボーイ誌の個人売買欄に Z用のターボキット未使用新品を格安で売りますという記事を見つけて早速交渉。 なんでもアメリカから取り寄せたDIYキットらしいのですが、インストールマニュアルが全部英語で(当たり前じゃん)、付けるのを断念したとのこと。 それを10万円で買い取って、夜な夜な自分で取り付けました。 加給時の燃料増量は水温センサーをごまかすスイッチのオンオフのみ、シングルのビッグタービンで典型的ドッカンターボです。 それでも、0-100Km/hは、6秒フラット、当時としてはかなり速かったのではないでしょうか。 時代は変わって現在、今でもターボキットは生き残っているようです。 G-Power SK Plus NG Supercharger for BMW M54 engine というBMW E46 330i と Z4 3.0i 用のスーパーチャージャーです。 取り付けはご自分でどうぞというDIYキットで、0.4barで、75馬力アップ。現行の335i twin-turboよりもパワーウエイトレイシオで勝っている分速いとのこと。 お値段は、3,320ユーロ(今日のレートで 434,123円)だそうです。 by OZW |