カーサームーチーの日
沖縄ではお正月明けの旧暦12月8日はちょっと特別な日が待っています。 古くから餅(ムーチー)を月桃(沖縄ではカーサー、またはサンニンと言います)の葉で包み蒸して、家族の健康や子供の成長を願って食べるという伝統行事があります。 この月桃の葉で包んだお餅のことをカーサームーチーと言い、旧暦12月8日は「カーサームーチーの日」と言われており、お正月早々はお店にこのカーサームーチーが店頭に並ぶんですよ。 このカーサームーチーがとても美味しく、月桃の独特の甘い香りがクセになります。 中味のバリエーションはいくつかあり、白、紅芋、黒糖が主流です。中にはウコンが入っているものもあります。 私の実家の庭にはこの月桃が生えており、特別行事でも何でもない日でも、祖母がカーサーを採ってきてムーチーを作ってくれるのですが、食べるたびに懐かしい香りが広がり、とても気持ちが安らぎます。 ネットショッピングでも買えるようなので、ご興味のある方は一度召し上がってみては如何でしょうか。 とても美味しいですよ。 by 石川 |