アジアのチューニング事情
香港のチューニングショップ RevoZport が発売しているGolf VI GTIベースのコンプリートカーだそうです。 エンジンもチップチューンくらいはしてあるようですが、一番のウリは香港らしく外観のモディファイです。 フロントとリアのバンパーの他、カーボンボンネット、カーボンミラー、LEDライト、もちろんホイールもそれ用です。 中国だと北京、上海、広州などの大都市でもほとんどノーマルの車ばかりでドレスアップやチューニングといった文化はまだ根付いてないようですが、香港では、かなりの割合でホイールなどは換えてあったりします。 これが、台湾に行くと、エンジン関係のチューニングのほうが盛んだったりします。 何年か前に997ポルシェ用のHIDを買い付けに台北に行ったときに立ち寄ったチューニングショップでは、W211 E55に水冷インタークーラーと水冷のフェーエルクーラーも付けて加給圧2Kgで700馬力バージョンにしたりしてました。 その時、助手席に乗せてもらって試乗に出たのですが、ぶったまげましたよ。 もっとも、びっくりしたのは、加速感ではなくて、その運転ぶりでしたけど。 狭い路地やあちこちで渋滞している幹線道路をまるで映画のカーチェイスのように滅茶苦茶なドライブで駆け抜けていくんですから。 まあでも日本と韓国を除けばアジアで高速道路がマトモなのは台湾くらいなので、こういう過激なチューニングの需要も台湾が一番あるのかも知れません。 by OZW |