911 Turbo S
来月のジュネーブモーターショーでお披露目予定のPorsche 911 Turbo Sの詳細が発表されました。 スタンダードの911 Turboに比べて、30馬力アップの523hp、トルクは同じで700Nm、最高速もほとんど同じですが、一応 3Km/hアップの 315Km/hということです。 0-100Km/h加速は、コンマ1秒速くなって、3.3秒になってますが、これは馬力アップのためというより、専らスタートコントロールシステムと呼ばれるスタート時のスキッド制御によるもののようです。 ということで、おそらくフィーリングがよくなっている程度で、従来の"S"のイメージとは違って、スタンダードとそんなに違いが感じられない仕様になっています。 過給圧をもっと上げてもう少し過激な仕様にすることも出来たのだと思うのですが、燃費をリッター8.7Kmとスタンダートのターボと同じ基準に抑えたかったということがあるようです。 まあ、実際はアクセル踏んでしまえばリッター5Kmもいかないのが現実だとは思うのですが、カタログ上だけの燃費効率の数字だとしても、メーカーとしてもそれを無視することができなくなってきているのでしょうね。 一番の差別化は、この内装かもしれません。 クリーム色のところをブルーにするオプションもあります。 お値段は、ドイツ本国で、クーペが、173,241ユーロ、カブリオレが、184,546ユーロ。 今日のレートでそれぞれ、2113万円、2250万円です。 By OZW |