911 GT3 R Hybrid
GT3 の KERS式ハイブリッドが来月お披露目になるようです。 KERSとは、ブレーキング時に車体が前に進もうとする運動エネルギーで小型のフライホイール(はずみ車)を高速回転させ、加速時にはこのフライホイールに蓄えた運動エネルギーをまた利用するというもので、F1ではすでに採用され始めてますよね。 もっとも、このGT3 R hybridのは、純粋な機械式 KERSと違って、もう少し凝ったシステムのようです。 例えばブレーキング時にエネルギー回生を行って電気を起こすところまではプリウスなんかと同じなのですが、その先が、バッテリーにその電気を蓄えるのではなくて、コントロールユニットを介して車体中央部にあるフライホイールを「モーター機能」で回して、運動エネルギーとして保存します。 で、このエネルギーを使いたいときは、フライホイールの回転を今度は「発電機能」で再び電気に変換して、モーターを回転させるというシステムです。 リアは480馬力フラットシックス4.0リッターエンジンが、前輪は80馬力を発生するモーターが2つで160馬力を発生、トータルで640馬力ってことですから、もうこれはスーパカーですよね。 By OZW |