ガス爆発
私がまだ単身赴任で東京で来ていた今から8年前の今日、岐阜県で事務所の隣に借りていたマンションでガス爆発がありました。 8階建てのマンションで8階の角部屋でガス自殺を図ろうとした住人が死に切れず、何を血迷ったかタバコを吸おうとして引火、爆発したようです。 「ガス管くわえて死んでやる」なんてセリフは、LPガスの場合、通用しません。 LPガス(プロパンガス)は、それ自体に毒性は含まない無害なガスなので、LPガスでは自殺はできないんです。 でも、ガス爆発の威力は凄いんですよ。 週末帰って8階の爆心の部屋を覗いてみたら、家具もドアも便器まで全部吹っ飛んで無くなっていました。 うちは4階の真ん中の部屋で爆発や炎の直接の被害はなかったのですが、それでも窓ガラスが粉々になって飛び散ったそうです。 ただ、不思議なことに部屋の窓ガラスは内側から外に向かって飛び散っているようでした。 他の部屋も全部同じ現象だったようで、みんな一週間程度は段ボールで窓をふさいで雨風を防いたそうです。 うちは別に家があったのでそのままそのマンションは退去したのですが、爆発のあった時にちょうど私以外の家族はそこに居合わせてしまっていたんです。 幸いにもガラスは外側に向かって割れたおかげで我が家では誰にも怪我はありませんでしたが。 でもそれ以来、「肝心な時にはいつも家に居ない」と何かあるたびに責められたりします。 実は今日もそういうことがあったのですが、でも、何かあるときにいつも家に居るって、自宅で商売しているひとか、そうじゃなかったら無職ってことじゃないのかなあ? By OZW |