HUMMER 消滅
GMの再編でHUMMERの売却に関して中国のSichuan Tengzhong Heavy Industrial Machinery と交渉していると報じられてきましたが、結局話はまとまりませんでしたね。 譲渡金額などの条件で折り合いがつかなかったかと思っていたら、実は金額も含めて両社は合意に達していたそうで、この話が頓挫したのは、中国政府が最終的に許可しなかったことが最大の理由のようです。 いろいろ叩かれて、一応環境への配慮もしているという姿勢を示したい中国政府にとっては、HUMMERなんていうガス食い虫、大量の二酸化炭素を撒き散らす車なんて中国に持ってくるんじゃないよって話なんでしょう。 これでHUMMERの生産は終了、あとは2,500台ほど残っている在庫分のみが販売されるだけとなり、3,650人の従業員とともにHUMMERはなくなってしまうことが決まったわけです。 SEMAショーなどのドレスアップ系イベントの花形であったHUMMERがなくなってしまった今、この分野でもこれからはハイブレッドとかEV車が主役になっていくのでしょうか?? いずれにしても自動車産業にとって大転換期であることだけは間違いありませんね。 By OZW |