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故障が少ない車ランキング


金融商品や企業などの格付けで有名なStandard & Poor’s。
ここと同じ系列にあって商品やサービスの調査しているのがJ.D. Power and Associates という会社です。
ここが、毎年乗用車の信頼性に関する格付けを発表しているのですが、昨日2010年版がリリースになりました。

上の画像は、新車で購入してから3年間で100台あたり何件のトラブルがあったかをメーカー別に示したグラフです。
たとえば数値100なら3年間に平均1件のトラブルがあったということを表しています。

今年発表になったのは2007年に新車で購入し、この3年の間に何件のトラブルを経験したのかを聞き取り調査した結果ですが、サンプルは198のブランドで米国在住の52,000人からということなので、米国仕様の車についてということになります。

特徴的なのは、Porscheが1位を取ったということとアメ車の躍進でしょうか。
3年前までは日本車が上位を独占していたのですが、随分と様変わりしました。
大規模なリコールがあったにもかかわらず、それでもトヨタは上位で踏ん張り、ホンダもそれに続いていますが、日産・マツダ・三菱はジャガーより壊れる車になってしまいました。
スズキに至っては、この凋落ぶりは異常とさえ言えます。

全体的には去年発表(2006年モデル)の平均が167だったのが今年は155に減り、ここ数年は5%くらいずつ改善されていて、このペースに付いていけないメーカーは落ちこぼれていくことになります。

Land Roverが最下位というのは相変わらずという印象ですが、V.Wはちょっとヤバイかもしれません。
そういえば、V.W.の純正パーツで見慣れない漢字がプリントされたパッケージを頻繁に見かけるようになったのもこの頃だったかも・・・


By OZW



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