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EMS


ニュージーランドに居る息子からデジカメを送ってほしいと頼まれて郵便局のEMS(国際速達郵便小包)に持ち込むと、リチウムイオン電池は危険物なので送れないと言われてしまいました。

まあ確かに中国製携帯の電池が爆発して死傷者が出たなんてニュースもあるくらいですから下手なスプレー缶なんかより余程危険かもしれません。
でも、普通の乾電池と違って規格がバラバラなのでどこでもそのカメラで使える電池が買えるわけではありません。
困ったなあ・・・

いやでも待てよ。
ノートPCや携帯なんて全部リチウムイオンじゃん!!
手荷物ならいいわけ??

はい、手荷物ならいいんだそうです。
でも、気圧の関係で荷物室は危険なんだそうです。

船便で送るしかないのかなあ・・・

ところが、気圧なんて関係ないはずの船便でも取り扱ってくれないというではありませんか。

言ってることが滅茶苦茶です。
なんかお役所体質ぽい臭いがぷんぷんしてきます。

で、調べたら案の定です。
郵便局の言い分では、IATA(国際航空輸送協会)の「危険物に関する規則」が対象とする物品は、いずれの郵便物への封入を禁止するというものなのですが、そのIATAによれば、リチウムイオン電池の航空便輸送が何もかもダメというわけではなく、メーカーの「安全証明書」をつければOKで、しかも電池を機器本体に装着し、かつ機器本体に装着されたリチウムイオン電池が梱包したダンボール1箱につき2個以下の場合は、その証明書の作成も免除されるとあります。

が、そんなことを言ってもとにかく郵便局は一律に扱わないの一点張りです。

で、しかたなくクロネコの国際郵便で送りました。

民営化しようが何しようがこういう体質は永久に変わらないのかも。


By OZW



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