オーディオ
オーディオに一番凝ったのは学生時代です。 もちろん当時はCDではなくレコード全盛時代でレコードプレーヤーはTRIO KP7700、レコード針は SHURE V-15 TYPEIII、スピーカーはJBLの4341なんてのを揃えて1日何時間も聴いていたこともありました。 でも、車のオーディオに凝ったことは一度もありません。 オーディオサウンドよりエンジン音などのメカニカルサウンドのほうに興味があったということもありますが、100万かけても広い部屋で聴く20万円程度の家庭用システムにかなわないですから。 音楽はやはりデバイスよりそれを聴く空間が大きいと思うわけです。 一般のセダンじゃ問題外ですし、ワンボックスにしたって全然空間が足りません。大型バスくらいで何とかといった感じでしょうか。 でも、そんな常識に挑戦したのが、Audi Sound Concept Q7 です。 まずは1千万ユーロ(今日のレートで約11億3千万円)かけて AUDI本社内にオーディオラボを造り、Boseをはじめとする各オーディオ専門メーカーと共同で車で聴く最高のサウンドの開発を進めてきました。 今回発表されたコンセプトカーがこれなんですが、なんと取り付けたスピーカーは62個!! ミッドレンジスピーカーが 52個、ツイーターが 5個、ウーハー4つに 12インチサブウーハー 1つという構成です。 ラゲッジスペース全部を巨大アンプが占め、コントローラーや配線などで総重量150Kgだそうです。 う〜ん・・・こんなシステムタダでくれるって言われても要らないかなあ AUDIも何を考えてるんだろう?? まあ、大黒SAのワンボックスの集まりにでも行けばヒーローになれるかもですが・・・ By OZW |