260E A/Tオーバーホール奮闘記-14
さあさあ、どんどんA/T本体へ組み込んでいきましょう。 前回、フランジとガバナー取り付けたので、つぎは、K2を組み込みます。 K2は、フランジにはめ込むだけです。 おつぎは、B2ブレーキバンド。 ブレーキバンドもATFに漬け込んで、なじませておく必要があります。 ブレーキバンドや、インナーディスクのような、ブレーキシューを使用しているものは、ATFを染み込ませて馴染ませておくことが絶対必要で、これをしないで組み込むと、シューが割れたり、剥離したり等トラブルの原因となります。 ところがこのB2バンド、なかなか上手いこと定位置に収まりません・・・。 これが3リッター以上に搭載される722.3ミッションですと、A/T本体の内径や、B2ブレーキバンドも一回り大きいので、楽に定位置に収まるようですが・・・。 なんとか、B2バンドを収めて、B2ブラケット、ピストン、ピストンピン、などで、B2バンドを固定します。 B2ブラケット(図 75)は、樹脂製です。この機会に交換しましょう。 そして次は、プラネタリーキャリアーをゆっくり差し込んでいきます。 絶対に無理に差し込んではいけません。K2のインナーディスク内側のギヤを合わせておけば、すんなり入ります。 (奮闘記-12 でギヤを合わせていたので当然すんなりいきました!) プラネタリーキャリアーを、スナップリング等で固定したら、リバース用の、インナーディスク、アウターディスクを収めています。 お〜!! どんどん出来てきたぞ〜! By もっくん |