タイミングベルト
タイミングベルトといえば定期交換部品の代名詞みたいなものですが、 フェラーリの3年もしくは、2万キロ走行で交換指定というものから国産車の10年もしくは10万KmまでOKなんてものまであります。 これが切れてしまうと、いわゆるコマ飛びってやつでバルブとピストンが干渉して最悪エンジンを全部ダメにしてしまうこともあります。 何時交換したか分からないような車だと時限爆弾を抱えて走っているようなもので、実際中古で買ったテスタロッサなんかでは引き取りに行った帰りにやってしまったなんて話も聞くくらいです。 でも、そうは言っても12気筒車のような熱害が凄まじいような車でなければ、指定交換時期を少々越えたくらいではこれが切れるなんてことはめったにありません。 これは、2003年式、走行8万KmくらいのV.W.ポロから外したタイミングベルトです。 ゴムにはまだ弾力が十分残っていてまだ当分大丈夫そうでした。 ところが、BISの山崎社長が見せてくれたのですが、テンショナープーリーのほうがご覧の通りです。 この車だけではなく、この頃の車は8万Kmくらい走ったものだとほとんどこうやって割れているんだとか。 割れるってことは、もしかしてプラスチック製?? はい、そうなんです。 こともあろうにV.W.はこの部品をプラスチックで作っちゃったんです。 確かにここのところのV.W.車は価格設定は随分と安くしてますが、ちょっとやり過ぎじゃないんでしょうか。 By OZW |