De Tomaso Pantera
半世紀くらい前に作られたB級SF映画に描かれた未来世界で走っていそうな車みたい、 と思ったら、今年後半にリメイクされる予定のDe Tomaso Panteraでした。 デ・トマソ・パンテーラといえば、世界初の量産型スーパーカー (量産しちゃったらスーパーカーじゃないと思うんですが)として70年代初頭に一世を風靡した車です。 当時は、5.8リッターV8 OHVエンジン、330馬力、トルク45kg/mのフォード製エンジンを特にチューンすることもなくそのままイタリアのDe Tomasoがデザインしたボディーのミドシップに搭載。 タイムレスなデザインが受けて小規模ながら1990年代まで生産され続けたかなり特異なスポーツカーでした。 今回これを復活させるに当たっては、デザインはピニンファリナに、アルミシャーシに550馬力、フォード製V8エンジンを載せ、年間2,000台ほど生産するんだとか。 でも、この手の車がまだ珍しかった70年代当時でも年間最大2千数百台しか売れなかったことを考えると、最初の一年はともかくそれ以降はびっくりするような低価格にでもしない限り、1,000台でも難しいんじゃないでしょうか。 By OZW |