最近は少なくなりましたが、昔は車内に交通安全のお守りつけてるひと多かったですよね。

私も免許取りたての頃は、愛知県犬山市にある成田山のを付けてたりしました。
でも、当時はご利益どころか、毎年成田山への初詣の行き帰りに国道４１号線で死亡事故が多発していたこともあって、ほどなくして外してしまいました。

その後、バブル時代だったと思いますが、三重県鈴鹿の椿大神社で、5,000円で車一台ずつ御祓いをしてくれて交通安全のお守りを授けて頂けるというので友人何人かと参拝に行ってきたことがあります。
最初に神主さんから説明があるのですが、
「この御祓いは、神様のお札を納める場所をお清めするものであって、事故にあわないようにお祈りするものではありません。ですから常に安全運転を心がけてください」
といわれて、何だかなあなんて思ったものです。
今考えれば、神様のお札をお乗せしているのだから、事故が起きるような運転はしてはいけません、という意味だったのかなあと思いますが、まだ若かった当時は、「そんなご利益もないようなお守りなんか要らないし」、なんて罰当たりな考えをもっていたのかもしれません。
私を含めまわりもそんな連中ばかりでしたから、実際何人かにその後すぐにちょっとした接触事故などが続き、私もすぐに外してしまいました。

以来、この手のお守りは一切付けたことがなかったのですが、先日Ｓファクトリに寄ると、こんな年代物のお守りを貼っている車を見かけました。
この車の事故歴は知りませんが、ここまで生き延びてきたわけですから、少なくともそんなに大きな事故はなかったということだと思います。

今ならもう少し謙虚な気持ちで付けられそうな気がします。
帝釈天、行ってみようかな

By OZW