先日久しぶりに日本でタクシーに乗ったら、ドアが閉まったあと、「後部座席もシートをベルトをお締め下さい」という音声案内が。
今までも別に言われなくても締めていたのですが、今回は急かされているようで慌ててベルトをバックルに差込もうとするのですが上手くいきません。
手前のバックルが自分のお尻に隠れていたので、間違って奥の座席のバックルに留めようとしていたようです。

これ、シートカバーがかかっているタクシーでは余計に間違いやすいのですが、普通のセダンやワンボックスの後部差席でもよくやらかします。
もうちょっと分かりやすくならないものかと思っていたのですが、メルセデスが2013年モデルのＳクラスからこういうのを標準装備させるようです。

名付けて「アクティブ・シートベルト」

要するに後部差席のドアが開けられると、バックルが点滅しながら、ここに居ますよという感じでニョキニョキと頭を出してきます。
ベルトが差込まれると弛みを自動的に巻き取りながら元の位置に戻ります。
もちろん衝突を感知すると更にきつく巻き取って衝突に備えしっかりとホールドしてくれます。

地味な技術ですが、こういうのはベンツらしくて私は好きですね。

By OZW