アクティブサスの寿命
このところ、2001年、2002年あたりのW215 CL500、W220 S600のアクティブサス関係のパーツのお問い合わせが増えてきました。 バルブブロック、ハイドロラインホース、ABCポンプなどからのオイル漏れが多いようです。 症状としては、一晩駐車して翌朝見るとこんな感じになってたりするんだとか。 そんなにサンプル数が多くないので何とも言えませんが、走行距離よりも年数でリークしていくような印象です。 ちょうど10年くらい経った車のお問い合わせが増えていますが、酷くても数十万円で修理可能なケースがほとんどですので、まだ廃車にしてしまうようなことにはほとんどなっていないようです。 でも、このあとストラットも含めていろいろ一度に逝ってしまったら修理代が車両価格を超えてしまうでしょう。 そうなった時が実質的に寿命といえるのかもしれません。 とすると、15年かせいぜい20年くらいが限度のような感じがします。 ただ、バルブブロックやホースなどは2003年以降のいわゆる後期型からは対策品に変わっているようですので、これがどれくらい持つかはあと数年経たないと判断できませんが、今どきの車で15年持てば上出来なのかもしれません。 By OZW |