遠心型とスクリュー型
eBayを見ていたら、おもしろいものを見つけました。 M113エンジン用のロリンザー製スーパーチャージャーキットです。 中古ですが、$2950(約24万)です。 2003年以降は、AMGのエンジンはコンプレッサーが付きましたから、それ以前のものにロリンザーが取り付けたものだと思います。 見て分かるように、昔ながらの遠心型スーパーチャージャーでアメ車のチューニングなどでは今でも定番のものです。 コストが安く取り付けが簡単で、最高出力を上げやすい反面、立ち上がりが悪く低回転の低速トルク部分は苦手とされています。 ドラッグレースでは、今でも現役バリバリみたいですね。 一方、AMG製のものは、スクリュー型 (リショルム式)。 断熱圧縮が可能で効率が高く、低速トルクからしっかり実力を発揮できるタイプです。 二つ組み合わされたローターに螺旋状の複雑な曲面加工を要するため、どうしても製造コストがかさんでしまうのが欠点です。 By OZW |