フェラーリ狙い撃ち
今日ABCニュースを見ていたら面白い特集をやってました。 イタリアで今フェラーリやランボルギーニといった高級車を狙い撃ちにした検問が行われているんだとか。 高級リゾートのコルティナダンペッツォを皮切りに、ミラノなどの富裕層が集まる場所で高級車ばかりが止められて調べられています。 でも、スピード違反や飲酒の検問じゃないんです。 警察官がドライバーの免許証と登録証の情報を取得し税務当局に提出。 当局は、自動車の保有者が所得を適切に申告したかどうか、税を適正に支払っているかどうかを調査するためにこのデータを利用するんだそうです。 脱税で税収が年間約1200億ユーロ失われていると推計しているイタリア政府にとっては効率的な回収方法なのかもしれません。 このため、税務調査を恐れるフェラーリオーナーがどんどんフィアットあたりに買い替えるものだから、中古市場でフェラーリなどの高額車両がダブついてかなり値下がりしているようです。 円高でもあるし、今イタリアにフェラーリやランボルギーニの中古車を買い付けに行くと安く手に入るかもしれません。 そういえば、日本でもバブル前だったと思いますが、当時はベンツなんて買ったら税務調査が入るぞ、なんて言われてましたが、今ではそんなことをいうひとはいませんね。 でも、さすがにフェラーリやランボルギーニだとどうなんでしょうね? SJでテスタロッサ買ったときには来ませんでしたが。 By OZW |