このところの円高の影響もあって当社でも輸入貨物が増えています。
在庫として取る商品ですと船便やコンテナの混載だったり、納期よりも輸送コスト優先で輸入しているのですが、２ヶ月くらいかかったりします。

お客様に注文頂いて取り寄せる場合はやはりエア便が中心になります。
この場合、ある程度の高額商品ですと輸送費を入れてもかなりお値打ちになることが多いのですが、さすがに100Kgを越えるようなものだと輸送費が高過ぎて割に合いません。

車の部品で 100Kg越えるようなものなんてエンジンアッセンブリーくらいしか思い浮かばないかもしれませんが、輸送費を計算する場合には「容積重量」というのがあって、いくら軽くてもかさばるものは容積で重量計算されてしまいます。

寸法（容積）重量（kg）＝パッケージの縦（cm）×横（cm）×高さ（cm）÷5000

例えば、バンパーなどは重量自体は10Kgもないものが多いのですが、箱に入れると、小さなものでも90cm X 200cm X 60cm くらいにはなってしまうので、1080000cm3
これを5000で割ると、なんと216Kgということになってしまいます。

２年程前までは、6000で割っていたのが、5000で割るようになり、つまり２割ほど値上げされました。

さすがに、こういう荷物は単品でエアーに載せるのは無理がありますね。

By OZW