最良のポルシェ
「最良のポルシェは最新のポルシェ」というもはや使い古された感のある格言ですが、少なくともサーキットのラップタイムでは今でも真実のようです。 911(Type 991) のカレラS(Timo Kluck選手ドライブ) がニュルで7分37秒9を出しました。 先代の 997 ターボ が7分38秒、GT3 が7分40秒だったことを考えると、下から2番目のグレードでこのタイムはやはり凄い進化だと言わざるを得ません。 ラップタイムが速いのが楽しい車とは限りませんが、少なくともサーキットでは速い車は気分がいいのは確かです。 最初、ノーマルクラスで出場して、いきなりクラス優勝、総合でも3位だったビートルですが、非力なエンジンで上り坂で改造車クラスの車両に抜かされてしまうのは結構なストレスでした。 その後、エンジンをボアアップして臨んだレースでは一度も入賞さえ出来ていませんが、レース中にノーマルクラスの車をどんどん抜いていくときは快感でしたから、レースで 964 と 991 どっちに乗りたい?と言われたら、迷わず991を選びます。 でも、一般道で走る限りは、絶対的な速さより、雰囲気とかドライブフィーリングのほうが重要になってくるので、それだと964あたりのほうが楽しそうです。 By OZW |