工賃
同じような作業内容でも工場によって工賃はいろいろです。 正規ディーラーの間でもお店によって工賃は違ってきます。 都心の一等地にあるところと地方のとでは値段が結構異なっているようですが、ほとんどの輸入車ディーラーは1時間当たり 10,000円〜12,000円の間で設定しているようです。 例えば、CL55 AMGのスパークプラグの交換はかなり面倒なのですが、メーカーの定めた標準作業時間は2.5時間とされていますので、ディーラーでの交換工賃は、25,000円〜30,000円ということになります。 ちなみに、ニューヨークの正規代理店 (Dealership)は、時間単価 150ドルだそうで、1ドル80円の今でこそ 12,000円相当になりますが、120円時代には 18,000円という計算ですから、プラグ交換が 45,000円だったということになります。 それ故、Stealership (ぼったくり店)というひともいるくらいです。 民間工場の工賃レートはこれよりは安く設定されているところが多いようですが、国産メインでやっているところでは、たまたま入庫してきた輸入車に関しては標準時間工賃で計算するのではなく、実際にやってどれだけかかったかで計算しているところのほうが多いようです。 そうすると、リアサブフレームマウントの交換など、SST(特殊工具)があれば、1〜2時間くらいで出来る作業が、それがないために3倍くらい時間がかかるような場合だと、ディーラーより高くついてしまいかねません。 やはり、技術と設備のあって信頼できる民間整備工場が近くにあるといいですね。 その意味でも提携工場を増やして紹介していかなければと考えています。 By OZW |