長距離ドライブ
特に用はなくてもその辺りをちょっと走らせたくなる車は色々あります。 現在雑誌F-ROADで企画進行中のポルシェ964カブレオレなんて今の時期は特にそんな車です。 じゃあ、これで東京大阪を往復するような長距離ドライブがしたいかと言われるとちょっと考えてしまいます。 さすがに1,000Kmも走るとなると、楽しい車というより楽ちんな車という要素の方が重要になってきます。 今まで乗ってきた車の中で長距離ドライブにはどれがいいかと考えてみました。 とにかく速かったのはB10 Biturboでしょうか。 急いでいるならこれがいいかもしれませんが、ひたすらかっ飛ぶのはちょっと疲れます。 CL55 AMGも高速ツアラーとしては悪くはありませんが、それほど快適というわけではありません。 W124 500Eもいいのですが、名古屋を越えたあたりで腰の辺りがキツくなりはじめます。 で、一番疲れなかったのは、実はボルボだったりします。 足回りがシャキッとしているわけでもないですし、エンジンパワーがことさら凄いわけでもなかったのですが、ノンストップで500Kmくらい走り続けても腰もお尻も痛くならなかったのは、ボルボ V70だけだったんですね。 そう考えると、長距離ドライブにはサスペンションとかエンジンやボディー剛性がどうのこうのというより、単純にシートが一番重要なのかもしれません。 124あたりの旧車では座面のヤシガラを交換するひとは多いですが、最近の車でもクッション材を交換すれば乗り心地は随分改善されるんじゃないでしょうか。 By OZW |