自動車保険の制度改定
金融庁が自賠責保険の保険料を今年の4月から平均で10〜15%程度引き上げる方針のようですね。 仮に15%値上げした場合、自家用乗用車の2年契約で3,700円ほど負担が増えることになります。(沖縄県と離島除く) そういえば、任意保険のほうも去年の10月から制度改定と共に保険料を大幅に値上げしたばかりですよね。 いずれも交通事故による保険金の支払い額の増加が値上げの主な理由とのことですが、任意保険のほうは一昨年の震災時に自動車保険を使って車を直した契約者が予想以上であったためということでした。 また車両保険についても、「等級据え置き」が廃止されたことで、例えば飛び石でフロントガラスが割れて保険を使用した場合、1等級ダウンします。 更に、今年の10月からは、制度改定してダウン事故1回で3等級下がるだけでなく、ペナルティ的に事故有等級が事故後3年間も適用され、大幅負担増になります。 不名誉なことですが、実は沖縄県は任意保険の加入率が 対人対物賠償で52%、車両保険に至っては 21% と全国最下位にランクされています。 この値上げでさらに加入率が下がるのではないかと心配しています。 By 石川 |