ちょっと微妙な装備
日本人というのは、フルオプションが好きで、使いそうもない機能でもとにかく設定があるなら付けておこうみたいなところがあります。 実は、CL55にも使わない(使えない)機能が結構あったりします。 メモリボタンとシート位置調整ボタンの間に見える二つのスイッチ。 右側はレザーシートでは当たり前になったシートヒーターですが、左側の椅子にファンのマークが描かれたボタンは、シートクーラーです。 クーラーといってもエアコンの冷たい空気が椅子から吹き出してくるわけではなく、単に椅子に組み込まれたファンが回って、蒸れを取ってくれるというだけのものです。 まあ確かに夏場の背中のべっとり感はなくなりますが、涼しくはなりません。 マッサージチェアです。 オンにすると一応振動は伝わってきます。 が、1,000円くらいの玩具のマッサージ機くらいの効果しかありません。 確かに本格的なマッサージ機能なんて付けたら居眠り運転を誘発する危険性大なのでこの程度にしてあるのかもしれません。 だったら付けなくていいんじゃない? レーバーを引くと、音声認識モードになります。 オーディオの操作、ナビの目的地の設定や電話の発信などができます。 本来は便利な機能なのですが、如何せん音声認識の精度が悪くて使えません。 例えばナビの住所設定など出来ることになっていますが、うまく聞き取ってくれたためしがありません。 「自宅」と言っても「滋賀県何とかかんとかに設定します」なんてこともあるくらいです。 むしろ特定の言葉だけに限定されていてもいいので確実に聞き取ってくれるほうがまだ使えます。 By OZW |