私の時代の貧乏旅行といえば、青春１８切符を使ってひたすら鈍行を乗り継いで北海道まで行くとか、１台の車に４〜５人乗りこんで高速使わずに下道を走り続けるみたいな感じでしたが、今はそんなことより海外旅行のほうが安かったりするようです。

たとえば長男がこの春休みに申し込んだ「セブ５日間の旅」というのがフィリピンのセブ島への往復航空券と４泊分のホテル代込みで１９，８００円というから驚きです。
燃油サーチャージャーは別途２万円ちょっとかかるようですが、それにしても青春18きっぷ(５日分)でも１１，５００円、もちろん宿泊は別ということを考えるといったいどういう価格設定なのだろうと考えてしまいます。

聞くと、成田から台北、台北からマニラ、更にマニラで乗り換えてセブに向かうのですが、一応出発してその日のうちには到着するようです。
丸１日機内にいるようなものですが、考えようによっては行きと帰りは機内食で３食分賄えるから好都合なのかもしれません。

ホテルはというと、ツインベッドルームでエアコン無し、トイレのみ部屋に付属、シャワーは共同でしかも水しか出ないというさすがに笑えるようなところのようですが、それでも日本人経営の宿でセキュリティーはそんなに悪くはなく建物自体もボロ小屋というわけではないようです。

まあでも、これ以上円安が進むとここまでの価格設定は出来なくなるかもしれませんね。

By OZW