売りたくない部品
これ、当社が売りたくないという意味ではありません。 でも、どう考えてもメーカーが売りたくないと思っているとしか考えられないようなパーツがあります。 最終の生産から10年、20年経ってくるとメーカーが在庫している部品も少なくなって欠品となるものも当然出てきます。 相当数需要があるものなら在庫が切れてから再生産してもペイできるので問題ありません。 ですが、あまり出ないけれど、それがないと動かなくなるもの(つまり廃車を考えざるを得ないようなもの)、あるいはそれなりに需要はあっても再生産自体が難しいようなものだと、メーカーとしても在庫は切らしたくはないでしょう。 そうすると、在庫が少なくなってくれば、あまり売りたくないという気持ちになるのも無理はありません。 それで、とんでもない値付けをすることになるのですが、こういうのは高くなることはあっても安くなることはないようです。 たとえば、EZL。 W124 クーペのは定価 529,515円という価格設定です。 500EのEZLはまだそこそこ在庫はあるようですが、それでも毎年値上げされて今年は、425,565円です。 先日は、W208カブリオレのソフトトップの開閉を行うポンプの値段を調べたら58万円もしてました。 ものにもよりますが、今の為替レートでも時間を頂けるなら本国取り寄せで3〜4割はお値打ちに提供できると思いますが、その値段でもこのまま乗り続けるかどうか決断を迫られるような値段ですよね。 By OZW |