パッケージ変更
昨日のクーラントもそうですが、ベンツATFのボトルのパッケージが新しくなりました。 しばらくは、今までのものも供給されるようですが、夏ごろまでには新しいほう(左側)に統一されると思います。 ところで、印刷を変えるというとお札をイメージしますね。 お金の場合は偽造防止が主な目的なのですが、メーカーのパッケージ印刷の変更はどうなんでしょうか。 何年か前に自動車メーカーや部品製造メーカーの多くがパッケージを変更してホログラムシールまで貼るようにしたのですが、あっという間に綺麗にコピーされてしまいました。 偽札を作るほどの印刷精度は必要ないわけで、一部の大陸の人達にとってみれば、そんなパッケージをコピーするなんてわけないことのようです。 今は多くの部品でコピーパーツが氾濫していますが、考えてみればエアマスであれ、足回りのアーム類であれ、普通の部品はパッケージ以前に部品自体を型を取るなりして製造しないといけません。 その点、油脂類は色と粘度の近い既存のものを適当に入れておけばOKなわけで、商道徳とか遵法意識の希薄な人たちにとって、これは美味しい商売になりそうです。 パッケージだけ見て偽物と判断するのは私にも難しいですが、それでも部品ならパーツ自体をよく見れば見抜けると思います。 でも、クーラントやATFとかオイルなどは色と粘度が同じくらいなら見分ける自信がありません。 もしかすると熟練のメカニックさんなら臭いや透明度、あるいは手触りなどで違いが分かるのかもしれませんが、普通の人にはまず無理じゃないでしょうか。 怪しいところから油脂類を買うのは危ないかもしれません。 By OZW |