純正リビルト
電装品などは昔からBOSCHなどの製造メーカーのリビルトや自動車メーカー自身による純正リビルトは割と多く存在していました。 ATに関しても純正リビルトがよく利用されています。 それ以外のものについては純正リビルト製品は多くなかったのですが、ここにきてリビルト製品の種類が増えてきているようです。 例えばショックはビルシュタイン製など本来リビルト可能な構造のものでも純正リビルトというのはありませんでしたが、最近エアサスやハイドロサスのストラットの純正リビルトも登場してきました。 ただ、純正物のリビルト作業は本国と一部米国だけで行われていることが多く、多分コアの返却の問題だと思うのですが日本では取り扱いのないものもあります。 実際ベンツの純正リビルトなどは日本ではコアチャージ分が価格に上乗せされていて、コアを返却したからといって返金されるわけでもなく、したがって新品との価格差もそれほどなかったりします。 面白いことに米国だけで販売されている純正リビルトがあってコアチャージ分を上乗せしても尚お値打ちなものあります。 たとえば、このページにあるR230のABCサスのハイドロストラットなど普通のコイルスプリングサスの純正ストラットの定価と変わらない値段です。 もっともこれは為替のいいときに仕入れたものなので、少なくとも今後数年間はこの価格はまず無理だと思いますが。 そういえば、CL55 AMGのABCストラットの純正リビルトもアメリカで知らないうちに発売になっていました。 今のレート(1ドル102円程度)でも新品定価の半額以下で取れそうです。 By OZW |