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シェーバーの修理


7〜8年前に買ったブラウンのシェーバーが壊れました。

アルコールの自動洗浄システムの出始めのころに購入したので3万円近くした覚えがあります。
際剃り用のバリカンの部分が飛び出してしまって戻らなくなってしまっただけで、ひげ剃り部分の機能はまだ生きているのですが、スイッチをスライドするとビヨーンとバリカンが出てきてしまいますので非常に使いにくいです。

いまどきの家電で7〜8年持てば立派なのかもしれませんが、一応修理にいくらかかるのか調べてもらったところ、12,600円という返事です。

同じくらいのクラスの現行型の実売価格が16,000円くらいなので、結局買い換えることにしたのですが、ちょっと釈然としません。

自動洗浄とか学習機能とか付いて機能的には進歩しているのでしょうが、一番の基本部分の剃りあじとかは20年以上前からあまり変わっていませんし、プラスチックが多用されるようになって耐久性なんかはむしろ悪くなっているような感じです。

余分な機能は要らないですし、昔のブラウンのような重厚なものを10年保証とか付けてくれれば、仮に値段が3倍くらいになってもそちらを買うと思うんですけどね。
それに保障が切れた後でも値段が5万円近くとなれば、修理代12,600なら修理に出すでしょうし、世の中的にもそのほうが間違いなくエコですよね。

そもそもテレビやパソコンなどと違ってシェーバーはピアノと同じように基本的なところは既に完成されていて新製品を出す意味や必要性があるとは思えません。
替刃など定期交換が必要な消耗品があるわけですから、長く使い続けてもらっても修理とそういった消耗品の供給で食べていくというビジネススタイルがあってもあってもいいと思うのですが、それは私が部品屋だからそう思うのかもしれませんね。
やはり新製品を出し続けていかないと企業存続が難しい世の中なのでしょうか?

でも、最高峰の機種を1種類だけでもいいので、かつてのベンツのように過剰品質的な製品を作り続けていけば、企業イメージ全体としてプラスになると思うのですが、どうなんでしょう?


By OZW


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