プラスチック
私はプラスチックが嫌いです。 最近の車では内装・外装部品はもちろん、エンジン部品にさえプラスチックが多用されていて、私にとっては、これが新しい車種が発表されても全くそそられない大きな理由の一つです。 ゴムやプラスチックは、自然環境下に曝されているうちに物理的・化学的作用を受け、徐々に本来の物性を失い、最終的には必ず実用に耐えられなくなる程、崩壊・分解にいたります。 サスペンションのブッシュなどゴムでなければならない理由は理解できるのですが、プラスチックの使用にはコストカット以外の理由が見当たりません。 軽量化できるということはあるでしょうが、少なくともテンショナープーリーなどの機能部品に物性が不安定で耐久性に乏しいプラスチックを使うことを正当化するほどの意味があるとは思えません。 実は、CL55のフェンダーはプラスチック製です。 カーボンでないのはもちろん、アルミでもFRPでもなく、プラスチックです。 なので、何もしなくても経年劣化でこんな風に割れてしまうこともあるようです。 ボディー強度には関係ない単なるカバーと考えれば問題ないのかもしれませんが、ぶつけてもいないのにフェンダーが消耗品というのは、どうにも納得いきません。 私はプラスチックは嫌いです。 By OZW |