アクア ハイブリッド
先日アクア ハイブリッドを借りて乗る機会がありました。 丸二日、市街地と高速を半々くらいトータル200Kmほど走ったのですが、満タン返しでガソリンは9リットル弱しか入りませんでしたから、リッター23Kmくらいです。 燃費二桁の車に乗ったことがない身としては驚異の数字でした。 街中では静かですし、モーターとエンジンの切り替わりも非常にスムースな上、トルクもそこそこあって、 エンジンに関してはこの技術は凄いと認めざるを得ません。 ですが、サスペンションはあまりに酷くてとても受け入れられるようなものではありませんでした。 FF車ではごく普通のフロント、ストラット、リア、トーションビーム式コイルスプリングで、VWやAUDIなどと同じ形式です。 それに、新車から5,000Kmも走っていない車でしたから、ショックとかブッシュがダメになっているわけでもなさそうです。 というか、コーナリングとかレーンチェンジの際の挙動とかアラインメントとか、そういう問題ではなくて、 真っすぐな道路を40Kmで走行していてもまともに走らないという印象です。 極端な言い方をするとサスペンションとボディがボルトで留まっている感じがしないのです。 ゴムを穴に嵌め込んで留めてあるだけのような感覚といったら分ってもらえるでしょうか。 ただ、こういう感覚的な部分はひとそれぞれ基準が違う訳で話がややこしくなってきます。 例えば私の話は、整備されたW124 500EとかAlpina B10 Biturboあたりを基準にしていますが、私の細君だと10万Kmノーメンテのカローラバン(実際に乗っていたことがあります)あたりが基準になるので、このアクアの何が問題なの??という感想になります。 この感覚(価値観)の違いは何ともし難く、我が家では夫婦喧嘩の一番の原因だったりします。 By OZW |